5.6. unicornidm.template.ad(5)¶
5.6.1. 概要¶
unicornidm.conf, templates/<name>.py
5.6.2. 説明¶
バックエンドセクションのうち、 type が ad となっているバックエンドは、 Active Directory ドメインコントローラー (AD DC) への接続に関する設定を行います。
各バックエンドには必ずテンプレートファイルを用意する必要があります。 テンプレートファイルとは Unicorn ID Manager の任意属性 (フロントエンド属性) を バックエンド固有の属性 (バックエンド属性) にマッピングするためのものです。
5.6.3. パラメーター¶
- type
- バックエンドのタイプを指定します。
- uris
- AD DC の URI を指定します。カンマ区切りで複数の URI を指定できます。 URI が複数ある場合、通常先頭の URI への接続が実行され、失敗すれば、 次の URI への接続を試みます。
- bind_user
- AD DC へ接続する際に使用するユーザー名を指定します。 DN とユーザープリンシパル名 の両方の形式に対応しています。
- bind_password_file
- AD DC へ接続するユーザーのパスワード情報を格納したファイルパスを指定します。
- domain
- 接続する AD DC のドメイン名を指定します。
- ou_user
- 接続する AD DC においてユーザーオブジェクトが格納されている OU (組織単位) を 指定します。デフォルトは CN=Users です。
- ou_group
- 接続する AD DC においてグループオブジェクトが格納されている OU (組織単位) を 指定します。デフォルトは CN=Users です。
- filter_user
- ユーザー検索時に使用するフィルターを指定します。 デフォルト値は (&(objectClass=user)(!(objectClass=computer))) です。
- filter_group
- グループ検索時に使用するフィルターを指定します。 デフォルト値は (objectClass=group) です。
- backend_primary_key_user
- ユーザーの RDN を指定します。 デフォルト値は CN です。
- backend_primary_key_group
- グループの RDN を指定します。 デフォルト値は CN です。
- member_keys
- グループのメンバーに該当するバックエンド属性名を指定します。 カンマ区切りで複数指定することもできます。 デフォルト値は member です。
- assign_auto_uid_number
- ユーザーの uidNumber を自動生成するかのフラグです。 デフォルト値は no (uidNumber を自動生成しない) です。
- assign_auto_uid_number_min
- ユーザーの uidNumber を自動生成する際、 uidNumber に割り当てる最小値 を指定します。デフォルト値はありません。
- assign_auto_uid_number_max
- ユーザーの uidNumber を自動生成する際、 uidNumber に割り当てる最大値 を指定します。デフォルト値はありません。
- assign_auto_gid_number
- グループの gidNumber を自動生成するかのフラグです。 デフォルト値は no (gidNumber を自動生成しない) です。
- assign_auto_gid_number_min
- グループの gidNumber を自動生成するかのフラグです。 デフォルト値は no (gidNumber を自動生成しない) です。
- assign_auto_gid_number_max
- グループの gidNumber を自動生成する際、 gidNumber に割り当てる最大値 を指定します。デフォルト値はありません。
5.6.4. テンプレート¶
以下は、 ad のテンプレートファイルの例です。
User = {
"objectClass": [
"top",
"person",
"organizationalPerson",
"user",
],
"cn": userName,
"sAMAccountName": userName,
"sn": familyName,
"givenName": givenName,
"unicodePwd": password,
"userAccountControl": "512",
"description": default(description),
"displayName": default(displayName, "%(familyName)s %(givenName)s"),
}
Group = {
"objectClass": [
"top",
"group",
],
"cn": groupName,
"sAMAccountName": groupName,
"description": default(description),
}
注意すべき点は以下のとおりです。
- User と Group の辞書には必ず、 objectClass を list 型で指定する必要があること
- User と Group の辞書には必ず、 sAMAccountName を含めること
- User の objectClass には必ず user を含めること
- Group の objectClass には必ず group を含めること
5.6.5. ad バックエンド特有のバックエンド属性¶
- userPrincipalName
- テンプレートファイルに userPrincipalName バックエンド属性が 定義されていない場合、 backend_primary_key_user と domain から、 userPrincipalName を自動生成します。 手動で入力する場合、メールアドレス形式で指定してください。
- sAMAccountName
- テンプレートファイルに sAMAccountName バックエンド属性が 定義されていない場合、 backend_primary_key_user から、 sAMAccountName を自動生成します。
- name
- テンプレートファイルに name バックエンド属性が 定義されていない場合、 backend_primary_key_user から、 name を自動生成します。
- unicodePwd
- unicodePwd バックエンド属性は AD ユーザーのパスワードを セットするために利用されます。
- accountExpires
- accountExpires バックエンド属性は AD ユーザーのアカウント有効期限を セットするために利用されます。このバックエンド属性に値をセットする際は、 「2016-05-28」 の形式か、 「2016/05/28」 の形式で値をセットしてください。 アカウントの有効期限を無期限にする場合は 「NEVER_EXPIRES」 という文字列を セットしてください。
- parentOu
parentOu バックエンド属性はユーザーやグループの所属 OU を指定するための バックエンド属性です。この値がセットされた場合、 parentOu と domain パラメーターを元にしたルートサフィックスを結合した サフィックスが適用されます。 parentOu が存在しない場合 ou_user か ou_group が適用されます。
例:
backend_primary_key_user = "CN" userName = "user1 parentOu = "ou=org1" domain = "example.com" ou_user = "CN=Users" ===> "CN=user1,ou=org1,DC=example,DC=com" backend_primary_key_user = "CN" userName = "user1 parentOu = None domain = "example.com" ou_user = "CN=Users" ===> "CN=user1,CN=Users,DC=example,DC=com"
バージョン v3.3.0 で追加: parentOu で所属 OU を変更できるようになりました。
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ADPrimaryGroup¶ ADPrimaryGroupはユーザーのプライマリーグループを変更するためのバックエンド属性です。 ユーザーを追加、更新するときにこの属性を指定すると、 Unicorn ID Manager は操作対象のターゲットの中からgroupNameが この属性の値と一致するグループを探し、そのグループを ユーザーのプライマリーグループに設定します。
バージョン v3.14.1 で追加: ADPrimaryGroup 属性が追加されました。