===== Chimera Search製品概要 ===== 1.1概要 Chimera Search(キメラ・サーチ)とは、WindowsファイルサーバーとSambaなどのNAS(Network Attached Storage)内にあるドキュメントを検索するソフトウェアです。 ※ Chimera (キメラ)とは? ギリシャ神話に出てくるライオンと山羊の頭、蛇の尻尾を持つ怪物です。キマイラとも呼ばれます。 Windowsだけでなく、SambaやNASのデータも検索できることから、3つの頭(能力)を持つこのキャラクタを選びました。 1.2製品特長 Chimera Searchは以下のような特長を持っています。 SMBプロトコル、CIFSプロトコルをサポートしたサーバーであればWindowsマシン、Linux/UNIX/Mac OSマシンのコンテンツを検索できます。 検索結果にユーザーがアクセス権を持たないファイルは表示されません。 ファイルにアクセス権を適切につけておけば、検索でファイルの存在自体を知られる心配がありません。 構築コンポーネントに以下のOSS(オープンソースソフトウェア)を利用しているため、安価に導入できるのに高性能・高機能を発揮します。 プログラム言語:RubyおよびRuby On Rails 全文検索システム :Hyper Estraier 以下の特長を持っています。 インデックスを使った高速な検索ができます。 大量の文書のインデックスを短時間で作成できます。 N-gram方式による漏れのない検索ができます。 1.3検索対象サーバー Chimera Searchはネットワークに接続された以下のファイルサーバーを検索できます。 ※アクセス権によって検索結果が制御されますので、すべての検索対象サーバーは単一のWindowsドメインや相互に信頼関係を結んだWindowsドメインで構成されているのが望ましいでしょう。 Windowsファイルサーバー Windows Server 2003 Windows Small Business Server 2003 Windows Storage Server 2003 Windows 2000 Server Windows 2000 Datacenter Server Windows 2000 Advanced Server その他WindowsベースのNAS Sambaベースのファイルサーバー LinuxマシンでSambaが稼働しているファイルサーバー UNIXマシンでSambaが稼働しているファイルサーバー Sambaが稼働しているMac OS Xファイルサーバー CIFSをサポートしたNAS バッファロー社製テラステーション、リンクステーションなど 1.4検索対象ファイル Chimera Searchはファイルサーバー内の以下のファイルを検索できます。 マイクロソフトオフィス Wordファイル マイクロソフトオフィス EXCELファイル マイクロソフトオフィス PowerPointファイル OpenDocument ファイル (OpenOffice.org, Sun StarSuite) PDFファイル HTMLファイル テキストファイル 1.5インストール要件 Chimera Searchは以下のOSが稼働するマシンの上で動作します。 Red Hat Enterprise Linux 4.0 Red Hat Enterprise Linux 5.0 CentOS 4 CentOS 5 MIRACLE LINUX V4.0 ※Chimera Searchは検索対象のサーバーの上にインストールする必要はありません。 もちろん、検索対象のSambaサーバーと同居してインストールすることも可能です。 1.6インストール方法 インストール方法や設定方法は製品に添付しているインストールガイドを参照ください。 2.使用方法 2.1推奨Webブラウザ Chimera SearchはWindowsのWebブラウザから利用します。 推奨Webブラウザは以下になります。 Internet Explorer 6 マイクロソフト インターネット エクスプローラー6 Internet Explorer 7 マイクロソフト インターネット エクスプローラー7 ※以降、上記ソフトウェアを略してMSIEと表記します。 FirefoxやOperaなどMSIE以外のWebブラウザでも利用可能ですが、検索結果のリンクをクリックしてファイルを編集することはできません。 MSIE以外のブラウザでリンクをクリックするとダウンロードしてファイルを開くことになるので、ファイル保存してもファイルサーバー上に保存されません。 逆にMSIEで開くと直接ファイルサーバー上のものが開かれ、更新するとファイルサーバー上のものが置き換わるので注意ください。 2.2ログイン Chimera Searchはファイルのアクセス権をチェックして検索結果を制御しますので、利用するにあたってログインする必要があります。 (検索結果から直接ファイルを開けるようにWindowsクライアントをドメインに参加させ、ドメインログオンする時と同じユーザー名、パスワードを利用することを推奨します。) WindowsクライアントのWebブラウザからChimera Searchをインストールしたサーバーに以下のようにアクセスするとログイン画面が表示されます。 ユーザー名にはWindowsドメインコントローラもしくはファイルサーバーに登録されているWindowsユーザーのアカウント名とパスワードを入力してください。 2.3簡易検索 認証されると以下の検索画面が表示されます。 検索分の中にキーワードを入力し、「検索」ボタンを押すと検索結果が表示されます。 アクセス権の無いファイルは検索結果に表示されません。 またMSIEの場合、検索結果のリンクをクリックするとそのままファイルが開くことができ、ファイル更新するとファイルサーバー上のものを直接更新することができます。 2.4「検索文」への入力書式 Chimera SearchではGoogleなどの検索エンジンと同じように、空白で区切ることでAND条件を指定できる簡便書式を使います。 簡便書式では、空白または「&」で区切るとAND条件になります。例えば、「インターネット セキュリティ」と入力すると、「インターネット」と「セキュリティ」の両方を含む文書を検索します。 複数の検索語を「""」で括ると、フレーズ検索ができます。例えば、「"United Nations"」と入力すると、「United」の直後に「Nations」が出現する文書を検索します。 「!」を使うとNOT検索ができます。例えば、「スキー ! スノボー」と入力すると、「スキー」を含むが「スノボー」を含まない文書を検索します。 「|」を使うとOR検索ができます。例えば、「レモン | ライム」と入力すると、「レモン」か「ライム」の片方または両方を含む文書を検索します。 「|」の優先順位が「&」や「!」より高くなっています。 また、ワイルドカードによって前方一致や後方一致や正規表現の条件を指定することができます(日本語には効果がありません)。前方一致の場合は文字列の後に「*」を置き、後方一致の場合は文字列の前に「*」を置き、正規表現の場合は文字列の前後に「*」を置きます。例えば、「euro*」だと「euro」で始まる単語を含む文書を検索します。「*sphere」だと「sphere」で終わる単語を含む文書を検索します。「*^inter.*al$*」だと「inter」で始まって「al」で終わる単語を含む文書を検索します。 空白や「&」「!」「|」「*」を検索語そのものとして指定したい場合は、フレーズ検索を応用してください。例えば「AT&T」を検索したい場合は、「"AT&T"」とします。 日本語だけでなく、英語、ドイツ語、フランス語、中国語など、大抵の言語を扱うことができます。英字の大文字と小文字の違いは無視されます。「Japan」「japan」「JAPAN」「jaPaN」は全て同じです。ダイアクリティカルマーク付きのラテン文字や、ギリシア文字、キリル文字でも同様です。 2.5拡張検索 検索画面の「拡張検索」ボタンを押すと検索文字列に加え、以下の条件を指定できます。 ファイル名 「*」と「?」を使ったワイルドカードで指定したファイル名のファイルを検索できます。 ファイルの所有者 ファイルの更新日 ファイルサイズ(K:キロバイト、M:メガバイトでも指定できます)