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不透明マスクを使用した透明の作成



不透明マスクでは、マスクオブジェクトを使用して背面のアートワークの透明度を変化させます。不透明マスク(マスクされたアートワークとも呼ばれる)は、その形状を通じて他のオブジェクトが見える形状を提供します。マスクオブジェクトは、透明な領域と透明度を定義します。任意の色付きのオブジェクトやラスタライズ画像をマスクオブジェクトとして使用できます。Illustrator では、マスクオブジェクトのカラーに対応するグレースケールをマスクの不透明度のレベルを表すために使用しています。不透明マスクがホワイトの部分は、アートワークは完全に表示されます。不透明マスクがブラックの部分は、アートワークは非表示になります。マスクにグレーの階調があると、アートワークの透明度が変化します。

不透明マスクの作成

A.
背面のオブジェクト

B.
不透明マスクアートワーク

C.
白黒のグラデーションで塗りつぶされたマスクオブジェクト

D.
C を B の部分に移動させ、B をマスクした状態

不透明マスクを作成すると、透明パネルでは、マスクされたオブジェクトのサムネールの右側にマスクオブジェクトのサムネールが表示されます。サムネールが表示されない場合は、パネルメニューの「サムネールを表示」を選択します。初期設定では、マスクされたアートワークとマスクオブジェクトがリンクされます(パネル上のサムネール間のリンクアイコンにより示されます)。マスクされたオブジェクトを移動すると、マスクオブジェクトも同時に移動します。しかし、マスクオブジェクトを移動しても、マスクされたオブジェクトは移動しません。透明パネルでマスクのリンクを解除してマスクをロックし、マスクされたオブジェクトだけを移動することもできます。

透明パネルには不透明マスクのサムネールが表示されます。左のサムネールはマスクされたオブジェクト、右のサムネールはマスクオブジェクトを示す。

マスクは、Photoshop と Illustrator の間で移動できます。Illustrator の不透明マスクは、Photoshop のレイヤーマスクとの間で相互に変換されます。

注意: マスク編集モードで操作している場合は編集モードにすることができず、編集モードで操作している場合はマスク編集モードにすることができません。

不透明マスクを使用した作業に関するビデオについては、www.adobe.com/go/vid0056_jp(英語)を参照してください。

不透明マスクの作成

  1. 1 つのオブジェクトまたはグループを選択するか、レイヤーパネルでターゲットレイヤーを指定します。
  2. 透明パネルを開き、必要に応じて「オプションを表示」を選択してサムネール画像を表示します。
  3. 透明パネルでサムネールの右側を直接ダブルクリックします。

    空のマスクが作成され、自動的にマスク編集モードに切り換わります。

  4. 描画ツールを使用して、マスクの形状を描画します。
  5. 透明パネルでマスクされたアートワークのサムネール(左側のサムネール)をクリックして、マスク編集モードを終了します。
注意: 「クリップ」オプションを使用すると、マスクの背景はブラックになります。したがって、「クリップ」オプションが選択された状態で、黒い文字のような黒いオブジェクトを使用して不透明マスクを作成すると、オブジェクトは表示されません。オブジェクトを表示するには、別のカラーを使用するか、「クリップ」オプションの選択を解除します。

既存のオブジェクトの透明マスクへの変換

 少なくとも 2 つのオブジェクトまたはグループを選択し、透明パネルメニューから「不透明マスクを作成」を選択します。選択した最前面のオブジェクトまたはグループがマスクとして使用されます。

マスクオブジェクトの編集

マスクオブジェクトを編集することにより、マスクの形状または透明度を変更できます。

  1. 透明パネルでマスクオブジェクトのサムネール(右のサムネール)をクリックします。
  2. ドキュメントウィンドウでその他のアートワークをすべて非表示にするには、Alt キー(Windows)または Option キー(Macintosh)を押しながらマスクのサムネールをクリックします (サムネールが表示されない場合は、パネルメニューの「サムネールを表示」を選択します)。
  3. Illustrator の編集ツールを使用してマスクを編集します。
  4. 透明パネルでマスクされたアートワークのサムネール(左側のサムネール)をクリックして、マスク編集モードを終了します。

透明マスクのリンク解除または再リンク

  • マスクのリンクを解除するには、マスクされたアートワークをレイヤーパネルでターゲットとして指定し、透明パネルで、サムネールの間にあるリンクシンボル をクリックします。または、透明パネルメニューの「不透明マスクをリンク解除」を選択します。

    マスクオブジェクトはそのままの位置とサイズでロックされ、マスクされたオブジェクトを、マスクとは無関係に移動したりサイズ変更したりできます。

  • マスクを再リンクするには、マスクされたアートワークをレイヤーパネルでターゲットとして指定し、透明パネル内のサムネール間の領域をクリックします。または、透明パネルメニューの「不透明マスクをリンク」を選択します。

透明マスクの無効化または有効化

マスクを無効化して、作成した透明を削除することができます。

  • マスクを無効化するには、マスクされたアートワークをレイヤーパネルでターゲットとして指定し、透明パネルでマスクオブジェクトのサムネール(右側のサムネール)を、Shift キーを押しながらクリックします。または、透明パネルメニューの「不透明マスクを無効にする」を選択します。不透明マスクが無効になると、透明パネルメニューでマスクのサムネールに赤い X 印が表示されます。
  • マスクをもう一度有効にするには、マスクされたアートワークをレイヤーパネルでターゲットとして指定し、透明パネル内でマスクのサムネールを Shift キーを押しながらクリックします。または、透明パネルメニューの「不透明マスクを有効にする」を選択します。

不透明マスクの削除

 マスクされたアートワークをレイヤーパネルでターゲットとして指定し、透明パネルメニューから「不透明マスクを解除」を選択します。

マスクされたオブジェクトの上にマスクオブジェクトが表示されます。

不透明マスクのクリップまたは反転

  1. レイヤーパネルで、マスクされたアートワークをターゲットとして設定します。
  2. 透明パネルで次のいずれかのオプションを選択します。
    クリップ
    マスクにブラックの背景を設定します。これにより、マスクされたアートワークがマスクオブジェクトの境界に合わせて切り抜かれます。「クリップ」オプションの選択を解除すると、クリップの効果がオフになります。初期設定で新しい不透明マスクのクリッピングを選択するには、透明パネルメニューから「新規不透明マスクにクリッピングを適用」を選択します。

    マスクを反転
    マスクオブジェクトの輝度の値を反転します。これにより、マスクされたアートワークの不透明度が反転されます。例えば、90 %の透明度が設定されている領域は、マスクが反転すると 10 %の透明度になります。「マスクを反転」オプションの選択を解除して、マスクを元の状態に戻します。初期設定ですべてのマスクを反転するには、透明パネルメニューから「新規不透明マスクに反転を適用」を選択します。

    これらのオプションが表示されない場合は、パネルメニューの「オプションを表示」を選択します。