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プリンタの解像度とスクリーン線数の変更

Adobe Illustrator のデフォルトのプリンタ解像度とスクリーン線数を使用すると、最も速い速度と高い品質でプリントが行われます。ただし、作成したパスが長すぎて limitcheck エラーが発生したり、プリントに時間がかかったり、グラデーションやメッシュのプリント時にバンディングが発生したりするときは、プリンタ解像度とスクリーン線数を低く設定した方がよい場合があります。

  1. ファイル/プリントを選択します。
  2. 「プリンタ」で、「PostScript プリンタ」、「Adobe PostScript® ファイル」または「Adobe PDF」を選択します。
  3. プリントダイアログボックスの左側にある「色分解」を選択します。
  4. 「プリンタ解像度」で、スクリーン線数(lpi)とプリンタ解像度(dpi)の組み合わせを選択します。

プリンタの解像度は、1 インチあたりのインクのドット数(dpi)で表されます。一般に、デスクトップレーザープリンタの解像度は 600 dpi で、出力機器の解像度は 1,200 dpi 以上です。インクジェットプリンタは実際のドットではなく、インクの微粒子を吹き掛けて印刷を行います。

レーザープリンタや、特にイメージセッターでプリントするときは、スクリーン線数についても考慮する必要があります。スクリーン線数は、グレースケール画像または色分解でのプリント時に使用される 1 インチあたりのハーフトーンセル数を指します。スクリーン線数は 1 インチあたりの線数(lpi)またはハーフトーンスクリーンの 1 インチあたりのセル線数で表され、単に線数とも呼ばれます。

スクリーン線数を高く設定すると(例えば 150 lpi)、プリントされる画像の網点(ハーフトーンドット)の間隔が狭くなり、出力機器で画像が細かくレンダリングされます。逆に、スクリーン線数を低く設定すると(例えば 60 lpi や 85 lpi)、網点の間隔が広くなり、画像が粗くなります。また、スクリーン線数は網点のサイズにも関係します。スクリーン線数の設定が高いほど小さな網点が使用され、低いほど大きな網点が使用されます。スクリーン線数を選択する際に一番重要な要素は、使用する出力機器に適した線数を選択することです。印刷会社や出力センターに確認して、適切なスクリーン線数を指定してください。

高解像度出力機器用の PPD ファイルでは、出力機器の様々な解像度設定に対応して、各種のスクリーン線数を選択できます。これに対し、低解像度プリンタ用の PPD ファイルでは、選択できるスクリーン線数は少なく、その範囲は 53 ~ 85 lpi 程度の粗いものになります。ただし、低解像度プリンタでは、低いスクリーン線数でプリントした方がよいプリント結果が得られます。低解像度プリンタで、100 lpi 程度の高いスクリーン線数を選択してプリントすると、画質が低下します。これは、低い解像度に対して lpi を高く設定すると、再現される階調が減少するためです。

注意: イメージセッターとデスクトップレーザープリンタの中には、ハーフトーン以外のスクリーン技術を使用するものがあります。ハーフトーン以外のスクリーン技術を使用するプリンタで画像をプリントする場合は、解像度の推奨値について出力センターに問い合わせるか、プリンタのマニュアルを参照してください。