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SVG 形式での保存

SVG は、高品質でインタラクティブな Web グラフィックを作成するベクトル形式です。 SVG 形式には、SVG と SVG 圧縮(SVGZ)の 2 つのバージョンがあります。 SVGZ はファイルサイズを 50 ~ 80%小さくできますが、SVGZ ファイルはテキストエディタでは編集できません。

アートワークを SVG 形式で保存すると、メッシュオブジェクトがラスタライズされます。 また、アルファチャンネルを含まない画像は、JPEG 形式に変換されます。 アルファチャンネルがある画像は、PNG 形式に変換されます。ドキュメントが複数のアートボードを含む場合に、SVG 形式に保存するとアートボードが保持されます。個々のアートボードを別々の SVG ファイルとして保存することはできません。

Illustrator でのモバイルコンテンツの作成に関するビデオについては、www.adobe.com/go/vid0207_jp を参照してください。

  1. アートワークに SVG 効果が含まれる場合は、SVG 効果が適用された各オブジェクトを選択し、アピアランスパネルの下部(透明設定項目のすぐ上)に効果を移動します。 SVG 効果の後に別の効果が適用されていると、SVG 出力はラスタライズオブジェクトになります。また、アートワークに複数のアートボードが含まれている場合は、書き出すアートボードを選択します。
  2. ファイル/別名で保存、または、ファイル/複製を保存を選択します。
  3. ファイル名を入力し、ファイルの保存先を選択します。
  4. ファイル形式として「SVG(SVG)」または「SVG 圧縮(SVGZ)」を選択して、「保存」をクリックします。
  5. SVG オプションダイアログボックスで、以下のオプションを必要に応じて設定し、「OK」をクリックします。
    SVG プロファイル
    書き出すファイルの SVG XML DTD(Document Type Definition)を指定します。
    SVG 1.0 および SVG 1.1
    デスクトップコンピュータで表示する SVG ファイルに適しています。 SVG 1.1 は完全版の SVG 仕様で、サブセットとして、SVG Tiny 1.1、SVG Tiny 1.1 +、SVG Basic 1.1 があります。

    SVG Basic 1.1
    ハンドヘルドデバイスなど処理能力が中程度のデバイスで表示する SVG ファイルに適しています。 SVG Basic プロファイルは、一部のハンドヘルドデバイスではサポートされていません。 そのため、このオプションを選択しても、すべてのハンドヘルドデバイスで SVG ファイルが表示可能であるとは保証できません。 SVG Basic は非四角形のクリッピングと一部の SVG フィルタ効果をサポートしません。

    SVG Tiny 1.1 および SVG Tiny 1.1+
    携帯電話のような、小型デバイスで表示する SVG ファイルに適しています。 すべての携帯電話が SVG Tiny プロファイルと SVG Tiny Plus プロファイルをサポートするわけではないことに注意してください。 そのため、このオプションを選択しても、すべての小型デバイスで SVG ファイルが表示可能であることは保証されません。

    SVG Tiny 1.2
    PDA、携帯電話、ラップトップ、デスクトップコンピュータなどの様々なデバイスで表示する SVG ファイルに適しています。

    SVG Tiny はグラデーション、透明、クリッピング、マスク、シンボル、パターン、下線付きテキスト、取り消し線付きテキスト、縦書きテキスト、SVG フィルタ効果をサポートしません。 SVG Tiny + プロファイルはグラデーションと透明部分を表示できますが、クリッピング、マスク、シンボル、SVG フィルタ効果はサポートしません。

    SVG プロファイルについて詳しくは、World Wide Web Consortium(W3C)Web サイト(www.w3.org)にある SVG 仕様を参照してください。

    文字
    フォントの書き出し方法を指定します。
    Adobe CEF
    フォントのヒント情報を使用して、小さいフォントをきれいに表示します。 これは、Adobe SVG Viewer ではサポートされていますが、その他の SVG ビューアではサポートされていない場合があります。

    SVG
    フォントのヒント情報を使用しません。 これはすべての SVG ビューアでサポートされています。

    アウトラインに変換
    文字をベクトルパスに変換します。 このオプションを使用すると、すべての SVG ビューアで文字のアピアランスが保持されます。

    サブセット
    書き出す SVG ファイルに埋め込む文字(特定のフォントの文字)を指定します。 ユーザのシステムに必要なフォントがインストールされている場合は、サブセットポップアップメニューで「なし」を選択します。 「使用される文字のみ」を選択すると、現在のアートワークに存在する文字だけがファイルに含められます。 その他の値(「英数字」、「英数字と使用される文字」、「英数字と欧文特殊文字」、「英数字、欧文特殊文字と使用される文字」、「すべての文字」)は、SVG ファイルで使用される文字が変動する場合(サーバでテキストを生成する場合やユーザが入力したテキストを表示する場合など)に便利です。

    「画像」オプション
    ラスタライズされた画像をファイルに直接埋め込むかどうか、または書き出した JPEG または PNG 画像を元の Illustrator ファイルからリンクするかどうかを指定します。 画像を埋め込むとファイルサイズは大きくなりますが、ラスタライズ画像を常に使用できるようになります。

    Illustrator の編集機能を保持
    AI ファイルを SVG ファイルに埋め込んで、Illustrator 固有のデータを保持します(ファイルサイズは大きくなります)。 SVG ファイルを Illustrator で再び開いて編集する場合はこのオプションを選択します。 SVG データを手作業で変更した場合、ファイルを再び開いてもその変更内容は反映されません。 これはファイルの AI 部分が読み込まれ、SVG 部分は読み込まれないためです。

    CSS プロパティ
    SVG コードでのスタイル属性の保存方法を指定します。 初期設定の「プレゼンテーション属性」方式を選択すると、階層構造の最上位のプロパティが適用され、特定の編集や変換を最も柔軟に行うことができます。 「スタイル属性」方式を選択すると、最も読みやすいファイルが作成されますが、ファイルサイズが大きくなります。 「スタイル属性」方式は、SVG コードを変換して使用する場合、例えば、XSLT(Extensible Stylesheet Language Transformation)で変換する場合に選択します。 「スタイル属性(実体参照)」方式では、レンダリング時間が短縮され、SVG ファイルサイズも小さくなります。 「スタイル要素」方式は、ファイルを HTML ドキュメントと共有する場合に使用します。 「スタイル要素」を選択すると、SVG ファイルを変更して、HTML ファイルから参照可能な外部のスタイルシートにスタイル要素を移動できます。ただし、「スタイル要素」オプションを選択すると、レンダリング速度が低下します。

    小数点以下の桁数
    SVG ファイルでのベクトルデータの精度を指定します。 小数点以下の桁数は 1 ~ 7 の範囲で設定できます。 大きい値を設定するとファイルサイズが大きくなりますが、画質が向上します。

    エンコーディング
    SVG ファイルで文字をエンコードする方法を指定します。 UTF(Unicode Transformation Format)エンコーディングは、すべての XML プロセッサでサポートされています (UTF-8 は 8 ビット形式で、UTF-16 は 16 ビット形式です)。 「ISO 8859-1」および「Unicode(UTF-16)」エンコーディングでは、ファイルのメタデータは保持されません。

    Adobe SVG Viewer 用に最適化
    最高レベルの Illustrator データを保持し、SVG ファイルを手動で編集できます。 SVG フィルタ効果などの機能を高速にレンダリングする場合は、このオプションを選択します。

    Adobe Graphics Server データを含める
    SVG ファイルの変数の置換に必要なすべての情報を含めます (「データ駆動型グラフィックについて」を参照してください)。

    スライスデータを含める
    スライスの位置と最適化設定を含めます。

    XMP を含む
    SVG ファイルに XMP メタデータを含めます。 メタデータを入力するには、ファイル/情報を選択するか、Bridge Browser を使用します。

    <tspan> エレメントの出力を制御
    書き出し時に自動カーニング設定を無視します。そのため、ファイル内の <tspan> エレメントの数が少なくなります。 このオプションは、編集しやすくコンパクトな SVG ファイルを作成する場合に選択します。 自動カーニングされた文字のアピアランスを保持する必要がある場合は、このオプションの選択を解除します。

    パス上テキストに <textPath> エレメントを使用
    パス上のテキストを <textPath> 要素として書き出します。 ただし、この書き出し方法では視覚的な同等性を常に維持できるとは限らないため、SVG ビューアで表示した場合に Illustrator とは異なる表示になる場合があります。 特に、オーバーフローテキストは SVG ビューアでは表示されるようになります。

    SVG コードを表示
    SVG ファイルのコードがブラウザウィンドウに表示されます。

    Web プレビュー
    SVG ファイルがブラウザウィンドウに表示されます。

    Device Central
    ファイルを Device Central で開いて、特定の携帯電話またはデバイス上でプレビューできるようにします。