SDK 属性は、バックエンドデータストアの設定定義を設定します。
データストア属性の基本的なデータストア設定は次のとおりです。
バックエンドデータストアの通知を有効にするかどうかを指定します。この値を false (いいえ) に設定すると、インメモリー通知が有効になります。
デフォルト値は false (いいえ) です。このフラグの目的は、Directory Server に対する読み取り、書き込み、変更の各操作にディレクトリプロキシを使用する必要があることを、サービス管理に報告することです。このフラグは、ACI または委譲権限を使用すべきかどうかも決定します。Access Manager SDK バージョン 7 または 7.1 で Access Manager バージョン 6.3 と通信する場合は、このフラグを true (真) に設定する必要があります。
たとえば、共存/旧バージョンモードでは、この値を true (はい) に設定するようにしてください。旧バージョンの DIT では、委譲ポリシーはサポートされていませんでした。ACI だけがサポートされていました。したがって、旧バージョンモードのインストールで適切な委譲チェックを確実に行うには、アクセス制御に ACI を使用するようにこのフラグを true (はい) に設定する必要があります。そうしないと、委譲チェックは失敗します。
レルムモードではこの値を false (いいえ) に設定して、アクセス制御に委譲ポリシーだけを使用するようにしてください。version 7.0 以降の Access Manager または OpenSSO は、レルムモードのインストールでさまざまなデータに対応する機能をサポートしています。つまり、Directory Server に加え、ほかのサーバーもサービス設定データの格納に使用できます。このフラグはまた、バックエンドストレージに対する読み取り、書き込み、変更の各操作にディレクトリプロキシを使用する必要がないことを、サービス管理機能に報告します。これは、Active Directory などの一部のデータストアで、プロキシがサポートされていない場合があるためです。
次の属性は、データストアのイベントサービス通知を定義します。
デフォルト値は 3 です。イベントサービス接続の再確立に成功するまでの試行回数を指定します。
デフォルト値は 3000 です。イベントサービス接続を再確立するために、次に再試行を行うまでの遅延時間 (ミリ秒単位) を指定します。
デフォルト値は 80、81、91 です。イベントサービス接続の再確立のための再試行がトリガーされる、LDAP 例外エラーコードを指定します。
デフォルト値は 0 です。持続検索を再開するまでの分数を指定します。
このプロパティーは、ポリシーエージェントと Directory Server の間にロードバランサまたはファイアウォールがあり、TCP アイドルタイムアウトの発生時に持続検索接続が切断される場合に使用します。このプロパティーの値は、ロードバランサまたはファイアウォールの TCP タイムアウト時間よりも短く設定することをお勧めします。それにより、接続が切断される前に持続検索が再開することが保証されます。値 0 は、検索が再開されないことを示します。リセットされるのはタイムアウトした接続だけです。
無効にすることができるイベント接続を指定します。指定できる値は次のとおりです。大文字と小文字は区別されません。
aci — LDAP フィルタ (aci=*) を使用した検索における aci 属性の変更。
sm — OpenSSO 情報ツリー (またはサービス管理ノード) の変更。これには、sunService または sunServiceComponent マーカーオブジェクトクラスを持つオブジェクトが含まれます。たとえば、保護されたリソースのアクセス権限を定義するためのポリシーを作成する場合や、既存のポリシーのルール、対象、条件、または応答プロバイダを変更する場合があります。
um — ユーザーディレクトリ (またはユーザー管理ノード) の変更。たとえば、ユーザーの名前やアドレスを変更する場合があります。
たとえば、OpenSSO 情報ツリー (またはサービス管理ノード) の変更に対する持続検索を無効にする場合は、次のようになります。
com.sun.am.event.connection.disable.list=sm
注意 – 持続検索により、Directory Server にパフォーマンスオーバーヘッドが発生します。本稼働環境でこのパフォーマンスオーバーヘッドの一部を削減することが決定的に重要だと判断される場合は、このプロパティーを使用して、1 つ以上の持続検索を無効にできます。
ただし、持続検索を無効にする前に、先に述べた制限事項を理解するようにしてください。どうしても必要な場合以外は、このプロパティーを変更しないことを強くお勧めします。複数の 2.1 J2EE エージェントを使用すると、それぞれのエージェントがこれらの持続検索を確立するため、このプロパティーはそのような場合に Directory Server に対するオーバーヘッドを回避することを主な目的として導入されました。2.2 J2EE エージェントは、これらの持続検索を確立しないため、このプロパティーを使用する必要はない可能性があります。
これらのコンポーネントの持続検索を無効にすることはお勧めできません。これは、無効にした持続検索が Directory Server からの通知を受信しなくなるためです。その結果、Directory Server で行われたそのコンポーネントに関する変更がコンポーネントキャッシュに通知されなくなります。たとえば、ユーザーディレクトリの変更に対する持続検索 (um) を無効にすると、OpenSSO は Directory Server から通知を受け取りません。このため、エージェントも OpenSSO から通知を受け取らず、そのローカルユーザーキャッシュを新しい値のユーザー属性で更新しません。この場合、アプリケーションがエージェントにユーザー属性を照会すると、アプリケーションはその属性の古い値を受け取る可能性があります。
このプロパティーは、特殊な状況でどうしても必要な場合に限って使用してください。たとえば、(セッションサービスや認証サービスなどのサービスに対する値の変更に関して) サービス設定の変更が本稼働環境で発生しないことがわかっている場合は、サービス管理 (sm) コンポーネントに対する持続検索を無効にできます。ただし、いずれかのサービスに関して変更が発生した場合は、サービスを再起動する必要があります。aci や um で指定されるほかの持続検索にも、同じ条件が適用されます。
次の属性は、バックエンドデータストアの接続データを設定します。
デフォルトは 1000 です。再試行の実行間隔をミリ秒単位で指定します。
デフォルト値は 3 です。LDAP 接続の再確立に成功するまでの試行回数を指定します。
デフォルト値は 80、81、91 です。LDAP 接続の再試行をトリガーする LDAPException エラーコードを指定します。
次の属性は、キャッシュおよびレプリケーションの設定を定義します。
デフォルト値は 10000 です。キャッシュが有効になっている場合の SDK キャッシュのサイズを指定します。1 以上の整数を指定します。それ以外の場合は、デフォルトサイズ (10000 ユーザー) が使用されます。
デフォルト値は 0 です。再試行回数を指定します。
デフォルト値は 1000 です。再試行の実行間隔をミリ秒単位で指定します。