セッション

セッションサービスは、認証されたユーザーのセッションについて、最大セッション時間や最大アイドル時間などの値を定義します。セッションの属性は、グローバル属性、動的属性、ユーザー属性のいずれかです。属性は次のとおりです。

セカンダリ設定インスタンス

OpenSSO のセッションフェイルオーバー機能に使用されるセッションリポジトリの接続情報を提供します。ロードバランサの URL は、このセカンダリ設定に対する ID として指定する必要があります。この場合にセカンダリ設定が定義されると、セッションフェイルオーバー機能が自動的に有効にされ、サーバーの再起動後に有効になります。詳細については、「サブ設定を追加する」を参照してください。

検索結果の最大数

この属性はセッション検索で返される結果の最大数を指定します。デフォルト値は 120 です。

検索のタイムアウト

この属性はセッション検索が終了するまでの最大時間を定義します。デフォルト値は 5 秒です。

プロパティーの変更通知を有効

セッションプロパティーの変更通知機能を有効または無効にします。シングルサインオン環境では、1 つの OpenSSO セッションを複数のアプリケーション間で共有できます。この機能をオンに設定した状態で、1 つのアプリケーションが通知プロパティーリスト (独立したセッションサービス属性として定義) で指定されたセッションプロパティーのいずれかを変更すると、同じシングルサインオン環境に属しているほかのアプリケーションに通知が送信されます。

割り当て制限を有効

セッション割り当て制限を有効または無効にします。セッション割り当て制限を適用すると、グローバルレベルで設定されている制限、つまりこの特定のユーザーが属するエンティティー (レルム/ロール/ユーザー) に関連付けられている設定に基づいて、管理者はユーザーに特定数のアクティブ/並行セッションのみを許可できます。

この属性のデフォルト設定は「オフ」です。設定を変更した場合は、サーバーを再起動する必要があります。

割り当て制限のタイムアウトを読み取り

接続中のユーザーセッション数のセッションリポジトリに対する照会がタイムアウトするまでの時間 (ミリ秒単位) を定義します。

最大読み込み時間に達すると、エラーが返されます。この属性は、セッションフェイルオーバー配備でセッション割り当て制限が有効になっている場合のみ、機能します。デフォルト値は 6000 ミリ秒です。設定を変更した場合は、サーバーを再起動する必要があります。

最上位管理者は制限の確認を免除

「Top-level Admin」ロールを持つユーザーに対して、セッション制限の確認を免除するべきかどうかを指定します。「はい」に設定した場合は、セッション制限が有効になっていても、その管理者に対してセッション割り当て制限の確認は行われません。

この属性のデフォルト設定は「いいえ」です。設定を変更した場合は、サーバーを再起動する必要があります。この属性は、セッション割り当て制限が有効になっている場合にのみ機能します。


注 – AMConfig.properties で OpenSSO に対して定義されるスーパーユーザー (com.sun.identity.authentication.super.user) は常に、セッションの割り当て制限確認を免除されます。


セッション制限がいっぱいになった場合に生じる動作

ユーザーセッション制限がいっぱいになった場合に生じる動作を指定します。この属性には、次のいずれかのオプションを指定できます。

DESTROY_OLD_SESSION

次の有効期限切れセッションが破棄されます。

DENY_ACCESS

新しいセッションの作成要求が拒否されます。

この属性は、セッション割り当て制限が有効になっており、しかもデフォルト設定が DESTROY_OLD_SESSION である場合にのみ機能します。

セッションリポジトリがダウンしている時にユーザーのログインを拒否する

この属性を「はい」に設定すると、セッションリポジトリが停止したときにサーバーに対してユーザーのロックアウトが実施されます。この属性は、セッションの「割り当て制限を有効」が選択されている場合にのみ有効となります。

通知プロパティー

リストに定義されたセッションプロパティーが変更されると、登録されたリスナーに通知が送信されます。この属性は、セッションプロパティーの変更通知機能が有効になっている場合に機能します。

最大セッション時間

この属性は、セッションが期限切れになるまでの最大時間を分単位で表す値を指定します。期限が切れると、ユーザーはアクセスするために再度認証を受ける必要があります。有効な値は 1 以上です。デフォルト値は 120 です。セキュリティーと利便性の要求のバランスをとるためには、最大セッション時間の間隔にはより大きい値を設定し、最大アイドル時間の間隔には比較的小さい値を設定してください。最大セッション時間は、セッションの有効期間を制限します。設定値よりも延長されることはありません。

最大アイドル時間

この属性は、セッションが期限切れになるまでのアクティビティーのない最大時間に等しい値 (分単位) を指定します。期限が切れると、ユーザーはアクセスするために再度認証を受ける必要があります。有効な値は 1 以上です。デフォルト値は 30 です。セキュリティーと利便性の要求のバランスをとるためには、最大セッション時間の間隔にはより大きい値を設定し、最大アイドル時間の間隔には比較的小さい値を設定してください。

最大キャッシュ時間

この属性は、クライアントが OpenSSO と通信してキャッシュされたセッション情報を更新するまでの最大間隔に等しい値 (分単位) を指定します。有効な値は 0 以上です。デフォルト値は 3 です。最大キャッシュ時間は、常に最大アイドル時間よりも短くすることをお勧めします。

アクティブなユーザーセッション

1 人のユーザーに許可された並行セッションの最大数を指定します。