概要

Sun OpenSSO は、Web サービスアプリケーションや Web コンテンツに対する未承認のアクセスを防ぎます。OpenSSO は、認証サービスと承認サービス、ポリシーエージェント、およびアイデンティティー連携を統合して、ネットワークリソースを保護するための包括的なソリューションを提供します。

多くの企業では、情報へのアクセスをアプリケーション単位で許可しています。たとえば、社員が会社の医療補助管理 Web サイトにアクセスする場合に、ユーザー名とパスワードを設定します。同じ社員が経理部のオンラインフォームにアクセスする場合には、別のユーザー名とパスワードを使用します。同じ企業内で、顧客が会社の Web サイトの公開部分にアクセスする場合にも、ユーザー名とパスワードを設定します。Web サイトやサービスごとに、管理者が企業のユーザーの入力を変換して、サービスで認識できるデータ形式にする必要があります。企業に追加されたサービスごとに個別のプロビジョニングと保守が必要になります。

OpenSSO を使用すると、管理コストを削減し、アプリケーション単位のソリューションに関連付けられる冗長なユーザー情報をなくすことができます。管理者は、OpenSSO を使用して特定のルールやポリシーを割り当てることで、各ユーザーがどの情報やサービスにアクセスできるかを制御できます。ポリシーエージェントは、アプリケーションサーバーまたは Web サーバーに配備され、HTTP 要求を処理し、アクティブなポリシーを適用します。ユーザーの情報および関連付けられたアクセスポリシーの組み合わせにより、そのユーザーの企業アイデンティティーが構成されます。OpenSSO を使用すると、ユーザーは 1 つのアイデンティティーだけを使用して企業内の多くのリソースにアクセスできます。